2022年 12月24日 21:45 (土)




みなさんこんばんはstoneです。
今回は【前回の記事】に引き続き、スノーボード バインディングのセッティングについて書いていきたいと思います。
使用しているギア
・スノーボード:BURTON「CUSTOM」
・バインディング:FLUX「DS」
・ブーツ:BURTON「RULER BOA」
各スノーボードギアのスペック・紹介はこちらの記事を参考にしてください。
⇒【FLUX バインディング セッティング【ギア・パーツ紹介】】
今回の記事では、FLUXのバインディングの「ストラップ」の調整について紹介します。
<FLUXバインディング セッティング>
ストラップと呼ばれる、ブーツとバインディングを固定するパーツの調整をしていきます。
つま先側を固定するための「トゥストラップ」と、足首側を固定する「アンクルストラップ」の2本があります。
ブーツに合わせてつま先側のストラップ(トゥストラップ)と、足首のストラップ(アンクルストラップ)それぞれの長さや角度を調整します。
今回は右足のブーツを使って調整した写真を使っています。
<FLUX セッティング トゥストラップ>
まずはつま先側の「トゥストラップ」のセッティングをしていきます。

つま先側のストラップ(トゥストラップ)が短すぎる状態です。
ブーツの形にフィットせず、バインディングのストラップを締めても、隙間ができて浮いてしまっています。

ストラップの長さが足りないので、中心からズレてブーツの親指側に寄ってしまっています。
ブーツとストラップが隙間なくフィットするように長さを調整していきます。

FLUX DSのトゥストラップ。
ラチェットの無い側、ストラップの内側(親指側)で長さ調節をします。

トゥストラップの内側(親指側)は、道具無しで指で取り外しができるビス止めになっています。
(固い、動きが悪い場合は、プラスドライバーを使うと良いです)

ビスのカバーを起こして回すと、ビスを緩ませて外すことができます。

ビスを抜いてちょうど良い長さの穴の部分に取り付けます。
元々ストラップが短かったので、少し伸ばした側の穴に取り付けて、ストラップが長くなるように調整しました。

ストラップの長さを調整したので、親指側に寄っていたのが中心になりました。

ブーツとバインディングのストラップの隙間がなくなって、フィットするようになりました。
<FLUX セッティング アンクルストラップ>
足首側の「アンクルストラップ」のセッティングをしていきます。


ストラップの長さが短いため、全体的に内側(親指側)に寄ってしまっています。
セッティングでストラップの長さを伸ばして、ちょうどよい位置に調整していきます。

ラチェットの無い側、ストラップの内側(親指側)で長さ調節をします。

道具無しで指で取り外しができるビス止めになっています。
(固い、動きが悪い場合は、プラスドライバーを使うと良いです)

ビスのカバーを起こして回すと、ビスを緩ませて外すことができます。

ストラップの根本の位置も調整することができます。
ストラップの角度が変わるので、ブーツにフィットするように調整していきます。

パーツを起こして回すと、外すことができます。
前後2つのビス穴があるので、合う側に取り付けていきます。

バインディングの前側(つま先側)の穴で固定していきます。
道具なしで取り外し・取り付けをすることができます。


ストラップの長さを伸ばしたので、ブーツのセンターにストラップが来るようになりました。


ストラップの根本の位置を変えたので、ストラップの角度も調整できました。
好みにもよりますが、足首を45°の角度で固定できると、スノーボードのコントロールをしやすいと言われています。
今回はFLUXバインディングの、ストラップのセッティングを紹介しました。
調整なしでもブーツとバインディングを固定することはできますが、正しくセッティングを行うことで、体の動きをブーツ→バインディング→板と連動して力が伝わるようになります。
正しいセッティングができていると、動きに対して板の反応にタイムラグがなくなったり、力のロスがなくなるので、操作性が向上します。
せっかくのギアのポテンシャルを活かすためにも、セッティングすることをおすすめします。
以前の記事では、FLUXバインディングのガスペダルのセッティングも紹介しています⇒【FLUX バインディング セッティング【ガスペダル(プレート)】】
【Burtonオンラインストア】

tag : スノーボード, BURTON, バートン, メンテナンス, レビュー, 選び方, FLUX, RULER, バインディング, ブーツ,
2022年 11月06日 13:43 (日)




みなさんこんばんはstoneです。
今回は【前回の記事】に引き続き、スノーボード バインディングのセッティングについて書いていきたいと思います。
使用しているギア
・スノーボード:BURTON「CUSTOM」
・バインディング:FLUX「DS」
・ブーツ:BURTON「RULER BOA」
各スノーボードギアのスペック・紹介はこちらの記事を参考にしてください。
⇒【FLUX バインディング セッティング【ギア・パーツ紹介】】
今回の記事では、FLUXのバインディングの「ガスペダル」と呼ばれる、足裏のプレート部分の調整について紹介します。
<FLUXバインディング セッティング>
ガスペダルと呼ばれる、足を載せるバインディングのベース部分のセッティングは、多くのブランドはつま先側だけが調整できるモデルが多いです。
FLUXのバインディングは、つま先だけでなく、かかと側のプレートも調整できるようになっています。
最初につま先側のガスペダル(プレート)を調整してきます。

ブーツのつま先部分のアウトソールがバインディングのベースに当たらず浮いている状態です。
バインディング側のプレートが足りていない状態なので、ガスペダルを調整して最大までつま先側のプレートを前に、かかと側を後ろに伸ばしていきます。

ガスペダルと呼ばれる、バインディングのベースプレートのつま先部分を調整します。


裏側にあるレバー(ストッパー)を指でロックを解除してプレートを前側にスライドさせます。
スライドさせた部分でカチッとロックされたのが確認できればつま先側のプレート(ガスペダル)の調整は完了です。

画像では分かりづらいですが、つま先側のプレート(ガスペダル)が前側に伸びています。

つま先側のプレート(ガスペダル)が前側に伸びて、ブーツのつま先部分の接触していない(浮いている)部分が少なくなりました。

かかと側のプレートも調整していきます。
1番短く(つま先寄り)になっているので、かかと側のプレートとセンター部分のプレートと隙間がほとんど無い状態です。

ブーツに対してバインディングのプレートが短いので、ブーツのかかと部分が浮いてしまっています。


裏側のレバー(ストッパー)を両側からつまむようにしてロックを解除します。
かかと側にプレートをスライドして、再度ロックすれば調整完了です。
どの程度プレートをスライドさせるかは、ブーツのサイズ・形によるので、合わせてみて調節します。
ブーツのアウトソールの接地面と、バインディングのプレートの端が合えばベストです。
(ブーツによっては、プレートを伸ばし切っても足りない場合もあります)

かかと側のプレートを1番後ろ側(かかと側)にスライドさせて、伸ばした状態にしました。
プレートがかかと側にズレたことで、センターのプレートとの隙間が最初に比べてかなり広くなりました。

ブーツのかかとの接地せず浮いていた部分がなくなりました。
プレートとブーツのサイズを合わせることで、かかと側に力が伝わりやすく、ヒールエッジのコントロールがしやすくなります。

かかと側のプレートの位置が決まったら、かかと側のプレートとセンターのプレートの隙間を、「フットベッドスペーサー」(パッド)で埋めていきます。

隙間のサイズに合わせて切り取れるようになっています。
切り取った後の枠部分は不要になります。

裏側は両面テープなので、剥がして貼るだけなので作業的には簡単です。

プレートのスペースに合わせて、フットベッドスペーサー(パッド)を貼りました。
これでプレートの隙間がなくなります。
ブーツ
BURTON 「RULER BOA」(バートン ルーラー)
サイズ:26.5cm
バインディング
FLUX DS
サイズ:Mサイズ
上記のギアでセッティングしましたが、つま先側・かかと側どちらもガスペダル(プレートを)1番伸ばした状態で、接地面が良い感じになりました。
今回はFLUXバインディングの「ガスペダル」のセッティングを紹介しました。
次回以降の記事で、ストラップのセッティングなども紹介してきたいと思います。
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2022年 10月22日 21:52 (土)




みなさんこんばんはstoneです。
2022-2023シーズンのスタート前に、スノーボードのセッティングについて書いていきたいと思います。
今回から数回の記事に分けて、「FLUX」のバインディングの取り付け・セッティング・調整について紹介していきます。
今回はFLUXバインディング取り付け方の紹介に先んじて、stoneが実際にセッティングしたギアの紹介と、「FLUX DS」に付属するパーツなどを紹介します。
<スノーボード 板>
BURTON「CUSTOM」
・サイズ:154cm
・ベンド:キャンバー
・システム:The Channel



BURTON独自の「The Channel」と呼ばれるシステムです。
板のセンター部分に溝が入っていて、2本のビスでバインディングを留めます。
4×4システムのようにビス穴が決まっていないので、スタンス・アングルが自分の好みで微調整ができます。
今回は、BURTON「The Channel」の板に、FLUXのバインディングを取り付けていきます。
画像では旧型モデルになっていますが、昨シーズン買い替えて、現在は2021-2022モデルのBURTON CUSTOMに乗っています。
【BURTON CUSTOMのレビューはこちら】
<ブーツ>
BURTON「RULER BOA」
・サイズ:26.5cm
・シューレスシステム:BOA

【BURTON RULERのレビューはこちら】
<バインディング>
FLUX「DS」
・サイズ:M
・カラー:METALLIC AZURE

【FLUX DSのレビューはこちら】
<FLUX DS パーツ紹介>

バインディング本体には、サイズ・左右が書かれたステッカーが貼付されています。
サイズは問題ないと思いますが、取り付けの際には、左右を確認するようにします。


ディスクプレート、取り付け用ビス、フッドベッドスペーサー(パッド)、カスタムスタビライザー(衝撃吸収パーツ)が付属します。

ディスクプレートは、4×4システムと、今回取り付けるBURTON「The Channel」システムどちらにも対応しています。

取り付け用のビスは8本あります。
4×4システムの場合は、8本すべて使いますが、BURTON「The Channel」システムは、ビス2本でバインディングを留めるので、2本×両足で4本だけビスを使用します。

「フッドベッドスペーサー」という名前が付けれたパッドが付属します。
かかと側のガスペダルを下げたときの隙間を埋めるために使います。

「カスタムスタビライザー」という名前の衝撃吸収用のパーツです。
ヒールカップに取り付けて使います。
テニスのダンプナー(振動止め)のようなものでしょうか。
今回はFLUXバインディングを取り付け・セッティングを行うギア、FLUX DSのパーツ紹介をしました。
次回以降の記事で、具体的なBURTON「The Channel」ボードと、「FLUX DS」バインディングの取り付け・セッティングの方法を紹介していきたいと思います。
【Burtonオンラインストア】

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